看板持ちのアルバイト
昔、看板持ちのバイトをしたことがある。今でもよくマンションのオープンハウスの看板などを持って座っている人をよく見かける。あれはやはり、公道に看板を許可なく設置してはいけないからなのだろうか。看板を持っている人には看板で紹介されている場所は詳しく知らされなかった。道案内のために座っているわけではない。なぜこのようなアルバイトがあるのか、はっきりと理由はわからなかったが、とても眠く暇で退屈なアルバイトだった。
うちから坂道を下ったところに、古い一軒家がある。バイパスに面したその家の庭の隅に、大きな看板がある。バイパス沿いなので、車で通行する時にはどんなに大きくても大きすぎることはないと思う。しかし、家の真横に大きな看板が、それも二つもあることはとても不自然な気がしてならない。もちろん住人の許可を得ていることだが、小さな家がよりちじこまってみえる。
福島第1原発事故を受けた政府の放射線観測網の増強計画で、滋賀県は31日までに、大気中の放射線量を常時測定する「モニタリングポスト」を県内で8カ所分割り当てる方針を決めた。県は、福井県・若狭湾周辺の原発を念頭に置きながら設置場所の検討を始めた。本年度中の設置を目指す。
文部科学省は全国でモニタリングポストを250台カ所増設する方針で、本年度第2次補正予算に盛り込んだ。国は原発立地地域にモニタリングポストを設置しているが、放射性物質が広範囲に飛散した福島第1原発事故を踏まえ、設置地域を滋賀県などの隣接地域にも広げた。
県内のモニタリングポストは現在、大津市の県衛生科学センターだけで、今回の増設が完了すれば計9カ所に増える。
県は9月定例県議会に提案する一般会計補正予算案に文科省からの設置委託費約1億円を計上する。国は原発施設に近い場所だけでなく、県内に満遍なく設置するよう求めているといい、県が具体的な場所を検討している。県は「場所が増えることは県民の安心安全につながるため、できるだけ早く設置したい」(生活衛生課)としている。
モニタリングポストをめぐっては、県が昨秋、長浜市や高島市で独自に設置していた4カ所を停止し、移動式のモニタリングカーに切り替えた。福島第1原発事故後、両市や県民から再稼働を求める意見が出ていたが、県は国や事業者負担による設置を求めていた。
今夏(6月1日〜8月9日)の関西電力管内の電力消費は、昨夏比3・8%減にとどまったことが、民間シンクタンクの関西社会経済研究所(大阪市北区)が31日発表した調査で分かった。東京電力管内の17・2%減や全国(9電力平均)の9・9%減とは開きがあり、同研究所は「この節電ペースでは今冬の電力見通しは厳しい」と指摘している。
この節電効果の計算は、前年と最高気温が同じ日の最大電力需要を比較した平均値。関電管内の節電効果が低い理由について、関電が節電15%、政府が10%と要請の足並みがそろわず、要請時期が遅れて強制力もなかったことなどを挙げた。
今冬(11月1日〜来年3月10日)には関電の原子力発電所11基全ての運転が停止する可能性が高く、節電が今夏と同水準の場合、平均気温6度でも3・6%の供給余力しかない計算となり、安定供給の目安となる余力8%を大幅に下回る。もし、東電並みの節電ができれば、平均気温1度でも5・7%の供給余力がある見通し。さらに、来年夏までに原発再稼働しなければ、今夏の東電水準の節電をしても最高気温35度で4・4%の供給余力という厳しい状況に陥るとした。
また、関西経済の成長は電力供給制約が押し下げると試算。原発停止に伴う火力発電の燃料費増などを見越して、2011年度の関西の成長率は0・8%(全国は0・9%)、12年度は1・4%(全国1・8%)と全国より低水準を予想した。原発が順次再稼働した上で東電管内並みに節電すれば11年度0・9%、12年度1・6%と推計した。
調査をまとめた稲田義久・同研究所所長(甲南大教授)は「今夏は昨夏より涼しく、3・8%の節電でも運よく乗り切れた。行政と電力会社が連携し、関西の創エネ、蓄エネ、省エネ産業を生かせば、電力不足は乗り切れる」としている。
福井県内で現在運転が停止中の原発7基について、滋賀県や京都府の住民168人が関西電力を相手に再稼働禁止を求めた仮処分申請の第1回審尋が31日、大津地裁(長谷部幸弥裁判長)であった。
住民側の弁護団によると、関電側は「福島第1原発と同様の炉心損傷に至ることはなく、安全性は確保されている」として仮処分申請の却下を求め、全面的に争う姿勢を示した。
審尋では、原告側が▽若狭湾周辺の原発は危険▽福島第1原発事故により国の安全指針が事実上失効している−と主張。関電側は2カ月後をめどに原発の安全性に関する書面を裁判所に提出することなどが確認された。
仙台市青葉区の「カメイ記念展示館」(仙台市青葉区五橋1、TEL022-264-6543)で8月30日、特別展「こけし・四寸の世界」が始まった。(仙台経済新聞)
【画像】 一つ一つ表情の異なるこけし
東京在住のこけし愛好家・池上明さんのコレクションを展示する同展。池上さんが四寸こけしの収集を始めたのは1997年で、「なじみの店の即売会に安価で大量の四寸こけしが出たことがあり、『片っ端から集めてみよう』と、その場でレジ袋いっぱいに40本くらいを購入した」(池上さん)のがきっかけだったという。同好の士の協力も得て、これまで集めたコレクション数は工人629人による1400本以上に上る。
同展では、池上さんコレクションの中から、昭和初期から現在までの東北6県11系統、973本を展示。収集への思いやエピソード、こけしに関する知識や工人の系譜なども合わせて紹介する。
同館学芸員の青野由美子さんは「今回は四寸のこけしに統一した展示なので、小さい寸法の中で工人たちがどのように描き分けているかも見どころ」と話す。「愛好家の方はもちろん、こけしに興味がなかった方々にもぜひご来場いただきたい。かわいらしい作品ばかりなので、ニコニコしながら見ていただき癒やされてもらえれば」とも。
開館時間は10時〜17時(入館は16時30分まで)。日曜休館。入館料は、一般=300円、65歳以上・高校生以下は無料。10月30日まで。
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カメイ記念展示館